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公衆衛生トピックス(腹囲・ヒップ比と糖尿病・心疾患、社会経済的地位と死亡 他)

7 感染症 1 教育教材 2017.04.19

2月14日 腹囲・ヒップ比の心代謝特性、2型糖尿病、冠動脈心疾患との遺伝的関連 (米国医学会雑誌)
BMIで補正した腹囲・ヒップ比における遺伝子リスクスコアの1 標準偏差の増加は、2型糖尿病(オッズ比1.77、95%信頼区間1.57-2.00、)および冠血管心疾患(オッズ比1.46、95%信頼区間1.32-1.62)のリスク上昇と関連していた。
http://jamanetwork.com/journals/jama/article-abstract/2601502

1月31日 早期死亡率の決定因子としての社会経済的地位と「2025年までに25%削減」のリスク因子 (ランセット誌)
低い社会経済的地位の参加者は高い社会経済的地位の者に比べて、死亡リスクが高かった(男性ハザード比1.42、95%信頼区間1.38-1.45、女性ハザード比1.34、95%信頼区間1.28-1.39)。この関連は、「2025年までに25%削減」の因子を含む相互調整モデルにおいても、有意のままであった(男女結合したハザード比1.26、95%信頼区間1.21-1.32)。
http://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(16)32380-7/abstract

3月24日 抗微生物薬適正使用の手引き 第一版(案) (感染症部会薬剤耐性(AMR)に関する小委員会)
感冒に対しては、抗菌薬投与を行わないことを推奨する。
迅速抗原検査又は培養検査でA 群β溶血性連鎖球菌(GAS)が検出されていない急性咽頭炎に対しては、抗菌薬投与を行わないことを推奨する。
急性下痢症に対しては、まずは水分摂取を励行した上で、基本的には対症療法のみ行うことを推奨する。
http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10601000-Daijinkanboukouseikagakuka-Kouseikagakuka/0000156500.pdf

3月30日 4価HPV予防接種と妊娠の有害事象のリスク (ニューイングランド医学雑誌)
4価HPVワクチンへのばく露は、ばく露がない場合より、先天異常(有病オッズ比1.19、95%信頼区間0.90-1.58)、自然流産(0.71、0.45-1.14)、早産(1.15、0.93-1.42)、低体重出生(1.10、0.85-1.43)、妊娠期間に比較して小さいサイズ(0.86、0.72-1.02)、死産(2.43、0.45-13.21)の有意に高いリスクと関連がなかった。
http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1612296?query=featured_home

国立感染症研究所の「ジカウイルス感染症のリスクアセスメント」が改訂されています。 http://www.nih.go.jp/niid/ja/id/2358-disease-based/sa/zika-fever/7169-zikara-11-170331.html
可能な限り妊婦及び妊娠の可能性がある人の流行地への渡航は控えた方が良いと考える。
ジカウイルス病流行地からの入国者(帰国者を含む)は症状の有無に関わらず、潜伏期を考慮して少なくとも帰国日から2週間程度は特に注意を払って忌避剤の使用など蚊に刺されないための対策を行うことが推奨される。
流行地から帰国した男女は、感染の有無に関わらず、最低6か月間は性行為の際にコンドームを使用するか性行為を控えること 流行地から帰国した妊娠を計画しているカップル或いは、女性は、最低6か月間は妊娠の計画を延期すること が推奨される。また、パートナーが妊娠している場合は、妊娠期間中は、コンドームを使用するか、性行為を控えることが望ましい。
流行地への渡航者にジカウイルス感染症の情報提供及び防蚊対策の徹底をより一層周知することが重要である。
輸血による感染伝播を予防するため、海外からの帰国日から4週間以内の献血を控えることを遵守する。

緒方剛


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