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公衆衛生トピックス(医師の年齢と死亡、柑橘類と認知症 他)

7 感染症 1 教育教材 2017.08.02

5月16日 米国の病院における医師の年齢と高齢患者の治療成績 (英国医学雑誌)
患者および医師の特性、病院の固定効果(同一病院内の医師を有効に比較)で調整後、患者の調整30日死亡率は、40歳未満の医師では10.8%(95%信頼区間10.7-10.9)、40-49歳の医師では11.1%(11.0-11.3)、50-59歳の医師では11.3%(11.1-11.5)、60歳以上の医師では12.1%(11.6-12.5)であった。
http://www.bmj.com/content/357/bmj.j1797

5月19日 日本人高齢者における柑橘類摂取と認知症罹患 (英国栄養雑誌/東北大学)
認知症罹患の多変量ハザード比は、柑橘類摂取が週2回以下で1.00(参照値)、週3-4回で0.82(95%信頼区間0.69-0.98)、ほぼ毎日で0.77(95%信頼区間0.64-0.93)であった。
https://www.cambridge.org/core/journals/british-journal-of-nutrition/article/citrus-consumption-and-incident-dementia-in-elderly-japanese-the-ohsaki-cohort-2006-study/70454BC61369CDB27359A64D690A13DB

7月14日 旅行中に発症し, 原因食品を同定し得なかったボツリヌス症の1例 (奈良市)
食餌性ボツリヌス症が疑われた場合, 感染源・感染経路を特定することが重視される。保健所による摂食歴などの情報収集に加え, 国立感染症研究所や国立医薬品食品衛生研究所を中心とする専門の関係機関との連携が重要になる。今回, 発症前の摂食状況を本人より確認することが困難であったこと, 他府県の自宅を含め様々な場所で食事を摂取もしくは提供されたこともあり, 食餌性ボツリヌス症が疑われたものの原因究明には至らなかった。
https://www.niid.go.jp/niid/ja/id/1041-disease-based/ha/botukinus/idsc/iasr-in/7386-449d01.html

7月17日 先天性ジカウイルス感染の眼科所見の検診基準 (米国医学会雑誌小児科学)
母親の検体においてPCRでジカウイルス感染が確認された112人の児のうち、24人で眼の異常があった。眼の異常のある10人では小頭症がなく、8人では何らの中枢神経系所見もなかった。
http://jamanetwork.com/journals/jamapediatrics/article-abstract/2636587

厚生労働省から「中東呼吸器症候群(MERS)の国内発生時の対応について 」が出ています。
情報提供を求める患者の要件
38℃以上の発熱及び咳を伴う急性呼吸器症状を呈し、かつ臨床的又は放射線学的に 肺炎、ARDS 等の肺病変が疑われる者であって、発症前 14 日以内に流行国に おいて、MERS であることが確定した患者との接触歴があるもの又はヒトコブラクダと の濃厚接触歴があるもの
発熱又は急性呼吸器症状を呈する者であって、発症前 14 日 以内に MERS であることが確定した患者を診察、看護若しくは介護していたもの、MERS であることが確定した患者と同居していたもの又は MERS であることが確定した患者の気道分泌液、体液等の 汚染物質に直接触れたもの
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/0000170505.pdf

国際疫学会の世界疫学会議(会長 中村自治医大教授)が今月19-22日に大宮市で開催されます。  http://wce2017.umin.jp/index.html
自治体・保健所のシンポジウムもあり、全国保健所長会も講演します。http://wce2017.umin.jp/program/files/20170728_August20.pdf  (シンポジウム12)

来週はニュースはお休みします。
緒方剛


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