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公衆衛生トピックス(食事の質の変化と死亡、早期前立腺がん手術と死亡 他)

7 感染症 1 教育教材 2017.10.11

7月13日 食事の質の変化の全死亡および原因別死亡との関連 (ニューイングランド医学雑誌)
12年間において、食事の質が最も改善した群(13-33%改善)における全死因死亡の統合ハザード比は、食事の質が比較的変化しなかった群(0-3%改善)と比べて、それぞれ代替健康食指数における変化によれば0.91(95%信頼区間0.85-0.97)、代替地中海食指数における変化によれば0.84(95%信頼区間0.78-0.91)、DASH食指数における変化によれば0.89(95%信頼区間0.84-0.95)であった
http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1613502

7月13日 早期前立腺がんにおける前立腺摘除と経過観察の予後 (ニューイングランド医学雑誌)
19.5年(中央値12.7年)の追跡期間の間、死亡は、手術群の61.3%および経過観察群の66.8%で起こった(絶対リスク差5.5%ポイント、95%信頼区間 −1.5-12.4、ハザード比0.84、95%信頼区間0.70-1.01)。
http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1615869

9月22日 インフルエンザ治療のためのオセルタミビル・アマンタジン・リレンザ併用抗ウイルス療法 対オセルタミビル単独療法 (ランセット感染症誌)
単独療法の50%に対して、併用療法群の40%の対象が、第3日にウイルスを検出した(平均差10.0%、95%信頼区間0.2-19.8)。
症状継続期間中央値(併用療法4.5日、単独療法4.0日、p=0.21)のようないくつかの臨床的二次評価項目において、利益はなかった。
http://www.thelancet.com/journals/laninf/article/PIIS1473-3099(17)30476-0/fulltext

9月22日 埼玉県内における外国人職業技能集合講習を発端とした風疹広域感染事例  (国立感染症研究所/埼玉県)
5月中旬頃〜6月下旬頃までに、埼玉県から4例、沖縄県から3例、 岩手県から2例、他4都道府県からそれぞれ1例の計13例の患者を認めた。11例(85%) がベトナム国籍の実習生であり、 ワクチン接種歴は不明もしくはなかった。
10例は研修所内で感染したと考えられ、 岩手県と沖縄県から報告のあった5例のうち、 3例は企業実習中の感染伝播が考えられ、 2例は実習生から日本人従業員への感染伝播を認めた。
https://www.niid.go.jp/niid/ja/rubella-m-111/rubella-top/1035-idsc/iasr-in/7533-451d01.html

厚生労働省から「ペストに係る注意喚起について」が出されています。 
貴管内医療機関に対して、マダガスカル共和国からの入国者については肺ペストを念頭においた診療を行うよう情報提供をお願いします。また、貴管内で肺ペストを含めた一類感染症に感染した疑いのある患者が発生した場合における感染症指定医療機関への当該患者の搬送や当該患者の検体移送に関する手続等について、今一度、確認をお願いします。

例年、国立保健医療科学院の「感染症集団発生対策研修」で講義・演習を担当していますが、今年はそれに加えて、国立感染症研究所および国立国際医療研究センターの先生方と一緒に「AMR(薬剤耐性菌)対策」についてのミニシンポジウムをさせていただきました。https://www.niph.go.jp/entrance/h25/course/short/short_kansen02.html

緒方剛


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