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公衆衛生トピックス(前立腺検診と死亡、 小児がんと健康負荷 他)

7 感染症 1 教育教材 2017.11.22

9月5日 欧州と米国の研究における前立腺がん死亡に対する検診の効果の一致 (内科学紀要誌)
検診しない場合と比較して、ERSPC(欧州)とPLCO(米国)の研究のそれぞれの介入群において実施された検診によって、前立腺がんの死亡の25-31%と27-32%の低下が推定されると解釈された。
http://annals.org/aim/article/2652567/reconciling-effects-screening-prostate-cancer-mortality-erspc-plco-trials

9月7日 小児がん生存者の累積負荷 (ランセット誌/米国聖ジュード病院)
50歳までに小児がん生存者は、平均して17.1(16.2-18.1)の慢性健康状況(CHC)を経験し、うち4.7(4.6-4.9)は3-5の程度であった。マッチした地域の対照群におけるCHCの健康負荷は9.2(7.9-10.6)であり、3-5の程度では2.3(1.9-2.7)であった。
http://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(17)31610-0/fulltext

10月24日 大阪市における手足口病の流行状況 (大阪市)
23症例中19症例(82.6%)でEVが検出された。検出されたEVの型は, CV-A6(73.7%, 14/19), EV-A71(21.1%, 4/19), エコーウイルス(Echo)type 7(5.3%, 1/19)であった。
https://www.niid.go.jp/niid/ja/iasr-sp/2412-related-articles/related-articles-452/7603-452r03.html

11月2日 鳥インフルエンザA(H7N9)ウイルスによる感染事例に関するリスクアセスメントと対応  (国立感染症研究所)
冬季を迎え、中国において、昨シーズンと同様に感染者数が急増する可能性がある。そのため、H7N9ウイルスの発生地域へ渡航する際には、生鳥市場への訪問や病鳥との接触を控えるなどの注意喚起は継続すべきである。
発生地域において鳥との接触があり、渡航後に発熱を認めるなどの体調の変化があった場合には、医療機関の受診時に渡航歴を伝えることの啓発が必要である。
限定的なヒト−ヒト感染があることから、国内に入国した感染者から家族内などで二次感染が起こりうる。
第5波ではHPAI(H7N9)ウイルスが生鳥市場の環境や家禽から分離され、このウイルスに罹患した患者も報告された。これまでのところ、HPAI(H7N9)ウイルスの出現でヒトに対する疫学的パターンに変化がみら れた証拠はなく、LPAI(H7N9)ウイルスからHPAI(H7N9)ウイルスへの変異により、ヒトでの病原性や感染力に影響を及ぼすという科学的な根拠は認められていない。
https://www.niid.go.jp/niid/ja/flu-m/flutoppage/2276-flu2013h7n9/a-h7n9-niid/7648-riskassess-171102.html

厚生科学審議会 麻しん・風しんに関する小委員会から「風しんの排除認定に向けた取組について 」が出されています。
http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10601000-Daijinkanboukouseikagakuka-Kouseikagakuka/0000181247.pdf
風しんについて、省令、特定感染症予防指針を改正
積極的疫学調査 1例発生したら実施
届出・5 類感染症 全数把握疾患・直ちに報告・患者の氏名、年齢、性別、職業、住所等
遺伝子検査 原則として全例実施

緒方剛


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