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公衆衛生トピックス(ホルモン療法と死亡、フラッシャーの飲酒と膀胱がん 他)

7 感染症 1 教育教材 2017.11.29

9月12日 閉経ホルモン療法と長期間の全原因および死因別死亡率 (米国医学会雑誌)
総死亡率は、全てのプール解析されたコホートにおいて、女性ホルモン療法群で27.1%に対してプラセボ群で27.6%であった(ハザード比0.99、95%信頼区間0.94-1.03)。
ホルモン療法はプール解析されたコホートにおいて、心血管死亡に対して1.00(0.92-1.08)、全がん死亡に対して1.03(0.95-1.12)、他原因の死亡に対して0.95(0.88-1.02)であり、結果は女性ホルモンの間における有意な差はなかった
http://jamanetwork.com/journals/jama/article-abstract/2653735

9月15日 フラッシング反応の有無による飲酒と膀胱がんリスク (国際がん雑誌/日本JPHC研究)
男性のフラッシャー(飲酒で顔が赤くなる)では、膀胱がんのハザード比は、飲酒しない者および機会飲酒者に比べて、週当たり純エタノール摂取量1-150g、151-300g、301-450g、450g以上群について、それぞれ1.04(95%CI:0.70-1.54)、1.67(1.16-2.42)、1.02(0.62-1.67)、0.63(0.33-1.20)であり、アルコール摂取と膀胱がんリスクとの間の逆U字型の関連を示した。これに対して、男性の非フラッシャーでは、有意な関連は認められなかった。
http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/ijc.31028/full

11月2日 人における重症デング熱の抗体依存性の増強  (サイエンス誌)
ニカラグアにおける長期間の小児コホートを研究するための複数の統計分析を用いて、重症デング熱のリスクは、事前に存在する狭い範囲の抗デングウイルス抗体価において最も高いことを示した。対照的に、高い抗体価では全ての症候性デング熱から保護されることを観察した。http://science.sciencemag.org/content/early/2017/11/01/science.aan6836.full

11月6日 都市の禽卸売市場からの空気浮遊粒子を通じての鳥インフルエンザ・ウイルスの風下への拡大のリスク評価 (建物と環境/中国広東省CDC)
禽類を収容する地域で検出されたウイルスRNA濃度は1立方メートル当たり4.4 × 10の5乗コピーであり、100メートル風下では1立方メートル当たり2.6 × 10の4乗コピーの高さであった。
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S036013231730495X

厚生労働省から「腸管出血性大腸菌感染症・食中毒事例の調査結果取りまとめ」が出ています。
http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-11121000-Iyakushokuhinkyoku-Soumuka/0000185284.pdf
同一遺伝子型の O157VT2 による患者の報告数は、発症日別にみると7 月 24 日から 8 月 8 日までに最初の山があり、 (8 割以上が関東地方からの報告) 調査の結果、いずれも疫学的関連性を把握することはできなかった。
8 月 9 日から 8 月 17 日に 2 つ目の山があり、この集積の中に惣菜チェーン店、飲食店における食中毒事例を含む集団発生事例があった。

緒方剛


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