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公衆衛生トピックス(赤血球保存期間と死亡、 身体活動と死亡 他)

7 感染症 1 教育教材 2017.12.05

9月27日 輸血用赤血球の保存期間と重篤患者の予後 (ニューイングランド医学雑誌)
90日で、短期保存群における24.8%と長期保存群における24.1%の死亡があった(絶対リスク差0.7%、95%信頼区間 −1.7-3.1%)。
http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1707572

9月21日 高・中・低所得の17か国における身体活動の死亡と心血管疾患への影響 (ランセット誌)
低度の身体活動(週600メッツ・分未満または中等度身体活動週150分未満)に比べて、中度(週600-3000メッツ・分または週150-750分)および高度の身体活動(週3000メッツ・分を超えるまたは週750分を超える)では、死亡率(ハザード比0.80、95% 信頼区間0.74-0.87 および0.65、0.60-0.71)および主要な心血管疾患(ハザード比0.86、95% 信頼区間0.78-0.93)の減少と関連していた。http://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(17)31634-3/fulltext

11月17日 カルバペネム耐性腸内細菌科細菌(carbapenem-resistant Enterobacteriaceae: CRE)による院内感染事例について (千葉市)
IMP-1型MBL遺伝子の保有株が複数のクラスターにわたっていることから IMP-1型MBL遺伝子を保有するプラスミドの水平伝達が、同じEnterobacter cloacae間で起こった可能性も否定できない。
https://www.niid.go.jp/niid/ja/id/2389-disease-based/ka/cre/idsc/iasr-in/7673-453d01.html

11月17日 6歳未満児におけるインフルエンザワクチンの有効性 (大阪市立大学)
2回接種の有効率を各シーズンの主流行株別にみると, 2013/14シーズンはA(H1N1)pdm型に対して56%, 2014/15シーズンはA(H3N2)型に対して50%, 2015/16シーズンはA(H1N1)pdm型に対して65%であり, いずれも統計学的に有意であった。
https://www.niid.go.jp/niid/ja/iasr-sp/2413-related-articles/related-articles-453/7667-453r04.html

食品衛生法改正懇談会から「取りまとめ」が出ています。  http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11131500-Shokuhinanzenbu-Kikakujouhouka/0000184692.pdf
広域にわたる食中毒事案への対応については、厚生労働省と都道府県等の間及び都道府県等の間の連携や情報共有が一層円滑に行われる必要があり、そのための体制整備を図るべきである。 また、腸管出血性大腸菌やノロウイルス等は、人から人にうつる感染症的な側面もあるため、感染症対策との連携についても、必要な体制整備を検討すべきである。
「健康食品」による健康被害を未然に防止するために、法的措置による規制の強化も含めた実効性のある対策の検討を行うべきである。
現行の営業許可制度について、食中毒リスクに応じたものにする等の合理性のある一定の判断基準を設けた上で、許可の対象を見直すとともに、許可対象事業者以外の事業者を対象とする届出制度を創設し、営業の実態に応じた分かりやすい仕組みを構築する必要がある。

緒方剛


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