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公衆衛生トピックス(コーヒーと死亡、交通と散歩における呼吸循環器反応 他)

7 感染症 1 教育教材 2018.02.06

11月22日 コーヒー摂取と健康 (英国医学雑誌/英国包括的レビュー)
概略的評価は、全原因死亡(相対リスク0.83、95%信頼区間0.83-0.88)、心血管死亡(相対リスク0.81、95%信頼区間0.72-0.90)、心血管疾患(相対リスク0.85、95%信頼区間0.80-0.90)、を含めて、コーヒー摂取なしに対して一日3-4杯の摂取で最も大きい相対リスク減少を示している。多い摂取は少ない摂取に対して、がんり患の18%低いリスク(相対リスク0.82、95%信頼区間0.74-0.89)と関連していた。
http://www.bmj.com/content/359/bmj.j5024

12月5日 60歳以上の対象における交通のない道路での散歩と比較した混雑する道路における散歩への呼吸循環器系の反応 (ランセット誌/英国)
ハイドパーク(郊外)での散歩により、肺機能(1秒量および肺活量)が増加し、散歩後26時間まで脈波伝播速度および増大係数が減少した。
脈波伝播速度および増大係数は黒色炭素および超微粒子の両方と関連していた。
http://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(17)32643-0/fulltext

12月22日 長期にわたる受診の遅れがあり結核死亡した若年者からの結核集団感染 (大阪市保健所)
二次患者は合計8名で年齢は20〜30代であった。また, 抗酸菌培養陽性4例のVNTRが初発患者と全員一致し, 最も以前の一致例は初発患者の結核診断の21カ月前であった。このことより感染性期間は2年以上の長期間に及ぶことが明らかとなった。https://www.niid.go.jp/niid/ja/iasr-sp/2414-related-articles/related-articles-454/7733-454r08.html

1月8日 高齢者における重症および致死性インフルエンザの予防のための繰り返しのインフルエンザ予防接種 (カナダ医学会雑誌/スペイン)
現在および前の3シーズンにおいて予防接種をしていなかった患者と比較して、現在および前のどのシーズンにおいても実施したインフルエンザ予防接種の調整した効果は、重症ではないインフルエンザ入院の予防において31%(95%信頼区間 13%-46%)、ICUへの入院の予防において74%(95%信頼区間 42%-88%)、死亡の予防において70%(95%信頼区間 34%-87%)であった。現在のシーズンにおける予防接種のみでは、重症インフルエンザ症例について、有意な効果はなかった。
http://www.cmaj.ca/content/190/1/E3

農研機構から「香川県で発生した高病原性鳥インフルエンザの原因ウイルスの由来について」が出されています。
http://www.naro.affrc.go.jp/publicity_report/press/laboratory/niah-neo/079281.html
ウイルスが咋冬にヨーロッパで流行したH5N8亜型高病原性鳥インフルエンザウイルスとHxN6 亜型鳥インフルエンザウイルスの遺伝子再集合ウイルスであることを明らかにしました。

先週参加した学会で、よいと思ったのは、英語による発表の場があることでした。
10年前と比べても、英語の重要性が格段に重要になっていることを考えると、私のように英語によるやりとりが不得意な者には貴重な場であると思いました。

緒方剛


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