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MMWR(2018年4月6日発刊)

7 感染症 5 トピックス 2018.04.10

CDC発刊のMMWRのハイライトをご報告致します。

MMWR:April 6, 2018 / vol. 67 / No. 13

URL:https://www.cdc.gov/mmwr/index2018.html

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1.労働者の喘息、喘息発作、救急外来受診の有病率(米国;2011-2016年)
https://www.cdc.gov/mmwr/volumes/67/wr/mm6713a1.htm?s_cid=mm6713a1_w
米国では労働者の6.8%が現在喘息に罹患しており、その内の44.7%が喘息発作を、9.9%が救急外来受診を過去1年間に経験していました。

2.緊急時対応者のホスフィン暴露(米国テキサス州;2017年)
https://www.cdc.gov/mmwr/volumes/67/wr/mm6713a2.htm?s_cid=mm6713a2_w
有害物質の暴露を防ぐため、緊急時対応者はPPEの装着が推奨されていますが、2017年1月にテキサス州で発生したホスフィン暴露事故では緊急時対応者51人中40人が呼吸器保護具を使用しておらず、7人にホスフィン中毒の症状を認めました。

3.新規多剤耐性菌及び耐性メカニズムの抑制(米国;2006-2017年)
https://www.cdc.gov/mmwr/volumes/67/wr/mm6713e1.htm?s_cid=mm6713e1_w
2006年から2015年までのデータを解析したところ、CRE(カルバペネム耐性腸内細菌)の占める比率は年15%ずつ減少していたのに対し、ESBL(基質特異性拡張型βラクタマーゼ)陽性腸内細菌は年2%ずつの減少でした。これはCREの方がより積極的に制御の努力がなされていたためと考えられます。

(今週の感想)
2018年度より自治医科大学公衆衛生学部門に所属することになりました小佐見と申します。今号よりMMWRのハイライトをご報告させて頂きます。まだまだ未熟者ですが、宜しくお願い致します。

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【参考情報】
★CDCホームページ: www.cdc.gov/mmwr
★バックナンバー(過去版): http://www.cdc.gov/mmwr/mmwr_wk/wk_pvol.html

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小佐見 光樹(こさみ こうき)

自治医科大学
地域医療学センター 公衆衛生学部門


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