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公衆衛生トピックス(心肺蘇生中のバッグマスク換気と神経学的予後、精液中ジカウイルス 他)

7 感染症 5 トピックス 2018.05.08

2月27日 院外呼吸停止後の神経学的予後に対する心肺蘇生中のバッグマスク換気と気管内挿管の効果 (米国医学会雑誌/米国)
ITT(治療意図)分析において、28日目の好ましい機能の生存は、バッグマウス換気群では1018名中44名(4.3%)で、気管内挿管群では1022名中43名(4.2%)であった(差0.11%、片側97.5%信頼区間 -1.64-無限大)。
https://jamanetwork.com/journals/jama/article-abstract/2673550?redirect=true

4月12日 有症状の感染男性の精液におけるジカウイルス排出 (ニューイングランド医学雑誌/米国CDC)
感染性のジカウイルスは、ジカウイルスRNAが検出された78の精液検体のうち3検体から分離され、全て発症後30日以内に得られたものであり、全てジカRNAが精液1ミリリットル当たり少なくとも7.0Log10コピーあるものであった。
http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1711038

4月17日 山形県における麻しんの発生―修飾麻しん患者と典型麻しん患者の伝播の違い― (山形県)
典型麻しん患者のうち8人は, 検体採取時はまだ前駆期であったため修飾麻しんと判断されていたが, その後のフォローアップ調査で典型麻しんとしての症状が確認された。
二次感染以降の感染源となった患者はA-Gの7人であり, Pt. A-Fはワクチン接種歴なしまたは不明の典型麻しん患者, Pt. Gはワクチン接種歴1回の修飾麻しん患者であった。
修飾麻しん患者の症状を監視し, 典型麻しんへの進展を早期に察知すべきと考えられた。
修飾麻しん患者は伝播リスクは低いものの感染源となり得ると言われているが, 本事例においても示されたように症状が重く伝播リスクの高い典型麻しん患者の接触者を重点的に追跡していくべきであると考える。
https://www.niid.go.jp/niid/ja/allarticles/surveillance/2429-iasr/related-articles/related-articles-458/7965-458r06.html

厚生労働省から「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律施行規則の一部を改正する省令の施行に伴う各種改正について」が出されています。
急性弛し緩性麻痺(Acute Flaccid Paralysis。以下「AFP」という。)は、急性灰白髄炎(以下「ポリオ」という。)等の急性な弛し緩性麻痺を呈する疾患の総称である。
AFP(ポリオを除く。)を五類感染症に追加する。
また、医師がAFP(ポリオを除く。)を発症した15 歳未満の患者を診断したときは、7日以内に当該患者の年齢、性別等を都道府県知事に届け出なければならないこととする。
https://www.niid.go.jp/niid/images/idsc/disease/AFP/AFP-guide.pdf

各自治体から「麻しん(はしか)患者の発生について」が出されています。
沖縄県 http://www.pref.okinawa.jp/site/hoken/eiken/kikaku/kansenjouhou/measles.html
名古屋市・愛知県 http://www.city.nagoya.jp/kurashi/category/8-4-3-9-0-0-0-0-0-0.html http://www.pref.aichi.jp/soshiki/kenkotaisaku/0000013280.html
川崎市 http://www.city.kawasaki.jp/350/cmsfiles/contents/0000097/97465/houdoumasshin.pdf
埼玉県 http://www.pref.saitama.lg.jp/a0001/news/page/2018/0502-04.html
東京都 ディスクロージャーがないようです。

緒方剛


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