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MMWR(2018年6月29日発刊)

6 がん 7 感染症 5 トピックス 2018.07.02

CDC発刊のMMWRのハイライトをご報告致します。

MMWR:June 29, 2018 / vol.67 / No.25

URL:https://www.cdc.gov/mmwr/index2018.html

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1.小児がん罹患率の地理的特性(米国;2003年〜2014年)
https://www.cdc.gov/mmwr/volumes/67/wr/mm6725a2.htm?s_cid=mm6725a2_w
 2003年から2014年にかけて、小児がんの罹患率は北東部で最も高く、南部で最も低いという結果でした。特に人口100万人以上の大都市と、経済的地位が上位25%の州で高値でした。

2.血小板の細菌汚染による致死的敗血症(米国ユタ州・カリフォルニア州;2017年8月)
https://www.cdc.gov/mmwr/volumes/67/wr/mm6725a4.htm?s_cid=mm6725a4_w
 2017年中にユタ州、カリフォルニア州で報告された敗血症が血小板製剤の細菌汚染によるものであることが、細菌の遺伝子解析により判明しました。

3.潜在性結核感染症治療における週1回イソニアジド・リファンピシン内服療法の新たな知見
https://www.cdc.gov/mmwr/volumes/67/wr/mm6725a5.htm?s_cid=mm6725a5_w
 潜在性結核感染症の治療として2011年にCDCはイソニアジド・リファンピシン週1回内服のレジメンを推奨していましたが、新しく行われたシステマティックレビューによりその効果と安全性が改めて示されました。

(今週の感想)
 敗血症の原因が血小板製剤の汚染が原因であることを突き止めるのに遺伝子検査が用いられるとは、なんというか凄い時代だなあと思いました。現代の科学は部分的には古いSF小説なら追い越してしまっているように見えます。

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【参考情報】
★CDCホームページ: www.cdc.gov/mmwr
★バックナンバー(過去版): http://www.cdc.gov/mmwr/mmwr_wk/wk_pvol.html

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小佐見 光樹(こさみ こうき)

自治医科大学
地域医療学センター 公衆衛生学部門
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