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MMWR(2018年8月3日発刊)

6 がん 7 感染症 5 トピックス 2018.08.07

CDC発刊のMMWRのハイライトをご報告致します。

MMWR:August 3, 2018 / vol.67 / No.30

URL:https://www.cdc.gov/mmwr/index2018.html

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1.学区の危機に際しての準備・対応・復旧計画(米国;2006年・2012年・2016年)
https://www.cdc.gov/mmwr/volumes/67/wr/mm6730a1.htm?s_cid=mm6730a1_w
 データを分析すると都市の規模により危機に際しての要求は違うことがわかりました。2016年では10000人以上の生徒がいる地域の方が5000人以下の地域よりも災害時の訓練に多く出資していました。

2.ハリケーンイルマに関連した死亡(米国フロリダ州、ジョージア州、ノースカロライナ州;2017年9月4日〜10月10日)
https://www.cdc.gov/mmwr/volumes/67/wr/mm6730a5.htm?s_cid=mm6730a5_w
 ハリケーンイルマによる死亡の要因で最も多かったのは既存の疾患の悪化と停電でした。停電が既存の疾患の悪化に寄与した死亡のうち、暑さや低酸素が要因として特徴的でした。

3.肺癌の年齢調整死亡率(米国;2001年〜2016年)
https://www.cdc.gov/mmwr/volumes/67/wr/mm6730a8.htm?s_cid=mm6730a8_w
 2001年から2016年にかけて、肺癌の死亡率は10万人あたり55.3人から38.3人にまで低下しました。またどの人種・民族でも低下しています。

(今週の感想)
 ハリケーンイルマの話題からは、現代がいかに電気に依存しているかを思い知らされます。今年の夏、1週間でも電気がなかったら、と考えるとぞっとします。

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【参考情報】
★CDCホームページ: www.cdc.gov/mmwr
★バックナンバー(過去版): http://www.cdc.gov/mmwr/mmwr_wk/wk_pvol.html

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小佐見 光樹(こさみ こうき)

自治医科大学
地域医療学センター 公衆衛生学部門
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