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MMWR(2018年9月27日発刊)

7 感染症 5 トピックス 2018.10.01

CDC発刊のMMWRのハイライトをご報告いたします。

MMWR:September 27, 2018 / vol.67 / No.38

URL:https://www.cdc.gov/mmwr/index2018.html

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1.医療従事者のインフルエンザワクチン接種率(米国;2017年〜2018年)
https://www.cdc.gov/mmwr/volumes/67/wr/mm6738a2.htm?s_cid=mm6738a2_w
 インターネット調査の結果、2017年〜2018年にかけての医療従事者のインフルエンザワクチン接種率は78.4%でした。これは過去4年と同程度でした。

2.男性同性愛者の髄膜炎菌感染症サーベイランス(米国;2015年〜2016年)
https://www.cdc.gov/mmwr/volumes/67/wr/mm6738a4.htm?s_cid=mm6738a4_w
 米国では男性同性愛者は髄膜炎菌感染症のリスクが高いと報告されていましたが、疫学は明らかではありませんでした。サーベイランスにより、男性同性愛者は異性愛者に比較して髄膜炎菌感染症のリスクが高いことが明らかになりました。

3.15歳以上の現在の喫煙状況、禁煙の試み、喫煙リスクの知識(28カ国;2008年〜2016年)
https://www.cdc.gov/mmwr/volumes/67/wr/mm6738a7.htm?s_cid=mm6738a7_w
 28カ国において、喫煙者と禁煙を試みている喫煙者の割合の中央値はそれぞれ22.5%と42.5%でした。喫煙が脳卒中、心臓発作、肺癌の原因であることを知っている割合の中央値はそれぞれ73.6%、83.6%、95.2%でした。

(今週の感想)
 がんと同じくらい重要な疾患は数々あると思いますが、一般の方に喫煙の害を説明するときはやはり肺癌を真っ先に挙げてしまいます。喫煙がリスクになる疾患は肺癌の他にも多くあることを正しく啓発していきたいものです。

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【参考情報】
★CDCホームページ: www.cdc.gov/mmwr
★バックナンバー(過去版): http://www.cdc.gov/mmwr/mmwr_wk/wk_pvol.html

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小佐見 光樹(こさみ こうき)

自治医科大学
地域医療学センター 公衆衛生学部門

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