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公衆衛生トピックス(体重とアスピリンの心血管疾患リスク、下気道感染死亡 他)

7 感染症 5 トピックス 2018.10.03

7月12日 体重と用量による血管疾患とがんのリスクに対するアスピリンの効果 (ランセット誌/英国)
心血管疾患を減らすための75-100mgアスピリンの効果は、体重の増加によって減少し(交互作用のP 0.0072)、50-69kgの体重の人々では利益が見られたが(ハザード比0.75、95%信頼区間0.65-0.85)、体重が70kg以上の体重の者では利益が見られなかった(0.95、0.86-1.04)。
高用量(325mg以上)のアスピリンは、体重と逆の交互作用があり(差 交互作用のP 0.0013)、重い体重のみで心血管疾患を減らした(交互作用のP 0.017)。
https://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(18)31133-4/fulltext

9月19日 下気道感染の世界・地域・国の罹患率・死亡率および疫学の評価 (ランセット感染症誌/WHO)
2016年に下気道感染は世界で、5歳未満における652572(95%不確かさ区間586475ー720?612)の死亡と、70歳以上高齢者における1080958(943749ー1170638)の死亡と、全年齢の人における2377697 (2145584ー2512809)の死亡を引き起こした。
https://www.thelancet.com/journals/laninf/article/PIIS1473-3099(18)30310-4/fulltext

9月25日 フィリピンに帰省した親族の腸チフス集積事例 (岐阜県)
両患者は叔父と甥の関係にあり, 2017年12月上中旬〜年始にかけて親族間の祝事のためフィリピン・ダバオ市に帰省し、 現地で一部行動を共にしていたことが判明した。日本に戻ってから両患者は接触しておらず、共通行動・共通食はなかった。患者らと同時期にフィリピンに帰国・渡航した親族36名 を対象に健康調査を実施した。
2検体からチフス菌を疑う集落が検出され、2株ともSalmonella Typhi(O9:d:-)と同定された。4株ともDegraded Vi positive strain(DVS)であった。
https://www.niid.go.jp/niid/ja/id/1011-disease-based/ta/typhi/idsc/iasr-in/8331-463d01.html

厚生労働省から「麻しん及び風しんの定期接種(第2期)対象者に対する積極的な勧奨等について」が出されています。 
文部科学省初等中等教育局健康教育・食育課長に対し、教育関係部局における保健衛生関係部局と連携した情報提供及び積極的な接種勧奨の協力方について依頼したところです。
つきましては、貴職におかれても、教育関係部局と連携しつつ、引き続き積極的な接種勧奨に取り組まれ、接種率目標(95%)に到達するよう、よろしくお取り計らい願います。

緒方剛


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