さまざまな分野の公衆衛生専門家の集まる情報ネットワーク

トップ >> 公衆衛生関連のNEWSの検索 >> 公衆衛生トピックス(管理職の支援とうつ病、 DNAシークエンシングと一次抗結核薬感受性予測 他)
閲覧回数

公衆衛生トピックス(管理職の支援とうつ病、 DNAシークエンシングと一次抗結核薬感受性予測 他)

7 感染症 5 トピックス 2018.10.10

7月13日 管理職の支援はうつ病の人に対する職場の生産性と関連するか (英国医学雑誌オープン/英国)
平均して、うつ病について従業員と話すことを避けていると言う管理職の比率が大きい国で生活していることは、うつ病を有する従業員が仕事でより多い休みを取ることと関連していた(4.13、95%信頼区間1.68 - 6.57)。
https://bmjopen.bmj.com/content/8/6/e021795

9月26日 DNAシークエンシングによる一次抗結核薬への感受性予測 (ニューイングランド医学雑誌)
イソニアジド、リファンピシン、エサンブトール、ピラジナミドへの耐性はそれぞれ、97.1%、 97.5%、94.6%、91.3%の感受性で正確に予測され、これらの薬剤への感受性は、99.0%、 98.8%、93.6%、96.8%の特異性で正確に予測された。
https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1800474

9月27日 体液中におけるジカウイルスの存続 (ニューイングランド医学雑誌)
ジカウイルスRNAの検出がなくなるまでの時間の中央値と95パーセンタイル値はそれぞれ、血清では15日(95%信頼区間14-17)と41日(95%信頼区間37-44)、尿中では11日(95%信頼区間9-12)と34日(95%信頼区間30-38)、精液中では42日(95% 信頼区間35-50)と120日(95% 信頼区間100-139)であった。
https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1613108

厚生労働省から「風しんの届出数の増加に伴う対策について」が出ています。
東京都、千葉県、神奈川県、埼玉県及び愛知県に対し、 通知を送付
5都県の医療機関は、抗体価が低いことが判明した妊娠を希望する女性及び妊婦の同居家族で抗体価が低いことが判明した者に対して優先的に任意接種を行うこととする。

国立感染症研究所から「風疹急増に関する緊急情報」が出ています。
https://www.niid.go.jp/niid/images/epi/rubella/180926/rubella180926.pdf
人口100万人あたりの患者報告数は全国で6.1人となり、千葉県が 28.8人で最も多く、次いで東京都の17.7人、茨城県の 9.6人、神奈川県の8.8人、埼玉県の7.4人、愛知県の5.9人、広島県の5.3人が続いた
男性患者の年齢中央値は41歳で、特に30〜40代の男性に多く報告された風疹患者の症状(重複あり)は、多い順に発疹99%、発熱87%、リンパ節腫脹60%、結膜充血40%、関節痛・関節炎24%、咳22%、鼻汁15%、血小板減少性紫斑病 0.4%であった。

任意の予防接種をやってみました。
若い保健医療従事者は入学や就職の折に抗体などをチェックされますが、自分の世代はワクチンも少なかったと思います。
そこで自分が今年接種したのは、麻疹・風疹(自分の年齢ではおそらく必要ないが)、破傷風、帯状疱疹、HPV(ヒトパピローマウイルス)です。ほかにB型肝炎抗体とQFTを検査しました。
男なのにHPVワクチンを接種したのは、頭頸部ガン予防に効果があるかもしれないと考えたからですが、同時接種した破傷風よりも接種部位が少し痛かったです。
全体ではそこそこの出費となりました。

緒方剛


公衆衛生関連のNEWSの検索へ戻る

公益社団法人地域医療振興協会ヘルスプロモーション研究センター
TEL.03-5212-9152/FAX.03-5211-0515

〒102-0093 東京都千代田区平河町2-6-3都道府県会館15F