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公衆衛生トピックス(禁煙・体重変化と心疾患死亡、肺炎球菌複合体ワクチンと血清型・ペニシリン耐性 他)

7 感染症 5 トピックス 2018.11.06

8月16日 禁煙、体重変化、2型糖尿病と死亡 (ニューイングランド医学雑誌)
現在の喫煙者と比較して、心血管疾患による死亡のハザード比は、最近禁煙した者で体重増加のない者では0.69 (95%信頼区間0.54-0.88)、体重増加が0.1-5.0kgの者では0.47(0.35-0.63)、体重増加が5.1-10.0kgの者では 0.25 (0.15 -0.42)、体重増加が10.0kgを超える者では0.33 (0.18 -0.60)、長期に禁煙した者では0.50(0.46-0.55)であった。
https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1803626

10月19日 岐阜県で発症した2例目の乳児ボツリヌス症 (岐阜大学・岐阜市保健所)
患児は月齢6か月で離乳食を開始していたが、 蜂蜜の摂取歴はなかった。 本事例においても原因の特定には至らなかった。
便秘, 口渇や発汗低下などを伴う進行性の弛緩性麻痺を呈し, 血清および便中からB型ボツリヌス毒素が検出され, 乳児ボツリヌス症の診断に至った。
神経症状が回復した退院時に患児の便中にボツリヌス菌とボツリヌス毒素が確認された
https://www.niid.go.jp/niid/ja/id/1041-disease-based/ha/botukinus/idsc/iasr-in/8373-464d02.html

10月23日 遺伝子型ペニシリン耐性と血清型変化に対する肺炎球菌複合体ワクチンの効果(新興感染症誌/慶応大学)
小児のPCV13血清型の割合は、2010年度の89.0%から2016年度の12.1%に、成人の割合は74.1%から36.2%に減少した。非ワクチン血清型はPCV13導入後に増加したが、遺伝子型ペニシリン耐性は、子供では2010年の54.3%から2016年の11.2%に減少し、成人では32.4%から15.5%に減少した。
https://wwwnc.cdc.gov/eid/article/24/11/18-0326_article

国立感染症研究所から「風疹急増に関する緊急情報」が出されています。
https://www.niid.go.jp/niid/images/epi/rubella/181031/rubella181031.pdf
第 43 週は東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、愛知県の5都県以外に、大阪府、茨城県、福岡県、石川県、静岡県、三重県、広島県、北海道、福島県、京都府、兵庫県、奈良県、沖縄県からも複数報告された。人口100 万人あたりの患者報告数は全国で13.3人となり、東京都が43.6人で最も多く、次いで千葉県の43.2人、神奈川県の25.5人、茨城県の16.1人、埼玉県の 15.1人、愛知県の11.8人、三重県10.5人が続いた。

緒方剛


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