さまざまな分野の公衆衛生専門家の集まる情報ネットワーク

トップ >> 公衆衛生関連のNEWSの検索 >> 公衆衛生トピックス (ビタミンDと骨折、インフルエンザワクチンの有効性他)
閲覧回数

公衆衛生トピックス (ビタミンDと骨折、インフルエンザワクチンの有効性他)

7 感染症 5 トピックス 2018.12.25

10月4日 筋骨格系の健康へのビタミンD補充の影響 (ランセット誌糖尿病・内分泌学)
プール解析ではビタミンDは、全骨折(相対危険度1.00、95%信頼区間0 93-1.07)、股関節骨折1.11、0.97-1.26)、または転倒(0.97、0.93-1.02)に効果がなかった。
https://www.thelancet.com/journals/landia/article/PIIS2213-8587(18)30265-1/fulltext

11月27日 6歳未満児におけるインフルエンザワクチンの有効性 (大阪市立大学)
2回接種の有効率を各シーズンの主流行株別にみると, 2013/14シーズンはA(H1N1)pdm型に対して56%, 2014/15シーズンはA(H3N2)型に対して50%, 2015/16シーズンはA(H1N1)pdm型に対して65%, 2016/17シーズンはA(H3N2)型に対して37%であり, いずれも統計学的に有意であった。
https://www.niid.go.jp/niid/ja/iasr-sp/2436-related-articles/related-articles-465/8430-465r07.html

11月27日 ヒトパレコウイルス3型が原因と考えられた感染性胃腸炎集団事例、2018年 (大阪市)
検出されたHPeVは、VP1領域を標的としたRT-PCRならびにダイレクトシークエンス解析によりすべてHPeV-3に分類され、それらの塩基配列(703塩基)は互いに100%一致した。
ウイルス検査に供した5検体中4検体(0歳児クラス2名、1歳児クラス2名)がHPeV-3陽性
7月上旬に発生した本感染性胃腸炎集団事例は7月21日の発症者を最後に終息し、最終的な有症者は15名、発症率は低年齢のクラスほど高かった(表)。有症者15名全員が下痢(水様4名、軟便11名)の症状を呈し、うち2名(13%)は嘔気あるいは嘔吐を伴った。
https://www.niid.go.jp/niid/ja/id/981-disease-based/a/entero/idsc/iasr-in/8436-465d02.html

厚生科学審議会感染症部会から「風しんの発生状況等について」が出されています。
https://www.mhlw.go.jp/content/10906000/000417407.pdf
まずは対象を抗体保有率が低い世代(39〜56歳の男性)に絞って重点的に対応することとしてはどうか。
2021年度末までに、当該世代内の全年齢層において、まんべんなく抗体保有率を85%以上とすることを目指すこととしてはどうか
ワクチンを効率的に活用する等の観点から、抗体検査とワクチン接種を組み合わせて対応することとしてはどうか。

ニュースは来週はお休みです。よいお年を。

緒方剛


公衆衛生関連のNEWSの検索へ戻る

公益社団法人地域医療振興協会ヘルスプロモーション研究センター
TEL.03-5212-9152/FAX.03-5211-0515

〒102-0093 東京都千代田区平河町2-6-3都道府県会館15F