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公衆衛生トピックス(知的活動と認知能力、デング免疫とジカ 他)

7 感染症 5 トピックス 2019.03.07

12月10日 晩年における知的活動従事と認知能力 (英国医学雑誌/英国)
問題解決型活動への従事は、生涯の認知能獲得と最大の関連があり、24点満点中の1点は、処理速度に対する標準認知能力スコア0.43、記憶力0.36点の原因を説明した。しかし、活動従事は、認知能力の加齢に関連する低下の軌跡に影響しなかった。
https://www.bmj.com/content/363/bmj.k4925

2月8日 デング流行地域におけるジカウイルス出現についての先在するデング免疫の影響 (サイエンス誌/ブラジル・米国)
デングウイルスへの先在する抗体価の存在は、ジカウイルスの小さい感染リスクおよび少ない症状と関連していた。
http://science.sciencemag.org/content/363/6427/607

2月14日 MRSA 保菌者における退院後の感染リスクを減らすための除菌 (ニューイングランド医学雑誌/米国)
MRSA 感染の危険性は、教育群においてよりも除菌群(クロルヘキシジン、ムピロシン)において有意に低く(ハザード比0.70、95%信頼区間0.52-0.96、1 感染を予防するための治療必要数 30、95%信頼区間18-230)、この低い危険性が、MRSA 感染による入院のより低いリスク(ハザード比0.71、95%信頼期間0.51-0.99)につながった。
https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1716771?query=featured_home

厚生労働省から「A型肝炎発生届受理時の検体の確保等について」が出されています。
A型肝炎の患者発生届を受理した場合はウイルス株の分子疫学的手法による解析が実施できるよう、患者の糞便検体の確保に努めていただき、ウイルス株の分子疫学的手法による解析並びにライブラリーとの照合を行うため国立感染症研究所への塩基配列情報等の送付について一層の御配慮をよろしくお願いします。

当地の麻しんは輸入例からの疫学的リンクがまだ保たれています。
https://www.pref.ibaraki.jp/hokenfukushi/yobo/kiki/yobo/kansen/idwr/press/documents/310301_siryou.pdf

ちなみに、日本より予防接種率が高い国の保健所の情報公表を見てみたら、「麻しんは重大な疾患なので詳細な情報を公表します」というメッセージを感じました。
https://publichealthinsider.com/2019/01/23/measles-investigation-in-king-county/

緒方剛


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