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公衆衛生トピックス(世界の自殺、HPVワクチンと子宮頚部疾患)

7 感染症 5 トピックス 2019.05.08

2月6日 1990年から2016年の自殺死亡の世界、地域および国の負荷 (英国医学雑誌)
自殺の年齢標準化死亡率は、1990年から2016年の間に世界で32.7%(95%不確定区間27.2%-36.6%)減少した。
自殺は、高所得のアジア太平洋の世界疾病負担地域において、平均化された年齢標準化損失生存年数の第一の原因であった。
女性(49.0%、95%不確定区間42.6%-54.6%)は、男性(23.8%、15.6%-32.7%)よりも、死亡率におけるより大きい減少を経験した。
https://www.bmj.com/content/364/bmj.l94

4月3日 12?13歳での2価HPVワクチンによる予防接種後の20歳における子宮頸部疾患有病率 (英国医学雑誌/英国)
1988年に生まれた予防接種していない女性と比べて、1995年と96年に生まれた予防接種した女性は、CIN(子宮頸部上皮内新生物)3以上の有病率が、0.59% (95%信頼区間0.48%―0.71%) から0.06% (0.04%―0.11%)へ、89%(81―94%)の減少を示した。
https://www.bmj.com/content/365/bmj.l1161.long

4月8日 動物市場と屠殺場の労働者におけるMERSコロナウイルス血清陽性についてのリスク因子 (新興感染症誌/アラブ首長国連邦)
多変量解析において、ラクダの販売員として働くこと、生きたラクダまたはその廃棄物を取り扱うこと、糖尿病を有することは、すべての労働者の血清陽性と関連していた。
https://wwwnc.cdc.gov/eid/article/25/5/18-1728_article

感染症教育コンソーシアムから「中小病院における薬剤耐性菌アウトブレイク対応ガイダンス」が出されています。
http://amr.ncgm.go.jp/pdf/201904_outbreak.pdf
多くは、感染防止対策加算取得の要件を満たさず、現在構築が進んでいる感染防止対策加算のネットワークを通した感染管理強化のための支援も受けにくい
中小病院のみならず保健所も、中小病院を支援する際に本ガイダンスを参考にすることにより、整合性のとれた支援に資することが期待される。

(注) 私もガイダンス作成チームとして協力させていただきました。

米国CDCから「麻しん症例の増加」が出されています。
https://www.cdc.gov/measles/cases-outbreaks.html
2019年1月1日から5月3日までの間に、合計764症例が確認された。1994年以降に報告された最大の症例数であった。

(注) 麻疹が流行する国で、新型インフルエンザは防げますでしょうか。

緒方剛


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