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MMWR(2019年8月30日)

7 感染症 5 トピックス 2019.08.30

CDC発刊のMMWRのハイライトをご報告申し上げます。

MMWR:August 30, 2019 / No. 14

URL:https://www.cdc.gov/mmwr/index2019.html

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1. オピオイドが関与する過量摂取死の変化-オピオイドの種類およびベンゾジアゼピン、コカイン、およびメタンフェタミンの存在-(米国25州;2017年7月〜12月、2018年1月〜8月)
https://www.cdc.gov/mmwr/volumes/68/wr/mm6834a2.htm?s_cid=mm6834a2_e&deliveryName=USCDC_921-DM7914
25州で2017年7月〜12月と2018年1月〜6月を比較すると、オピオイドによる死亡は全体で5%減少し、処方オピオイドおよび違法製造フェンタニル(IMF)を除く違法合成オピオイドで減少しました。
ただし、IMFの死亡数は11%増加した。
ベンゾジアゼピン、コカイン、またはメタンフェタミンは、オピオイドによる死亡の63%で認められた。

2. 2015年生まれの米国の乳児における母乳育児の開始と期間の人種格差
https://www.cdc.gov/mmwr/volumes/68/wr/mm6834a3.htm?s_cid=mm6834a3_e&deliveryName=USCDC_921-DM7914
母乳育児を開始した乳児の中で、3か月および6か月の母乳育児における黒人乳児と白人乳児の差は小さかったが、いまだに存在していた。

(今週の感想)
小生はもともと精神科医です。オピオイドの過量服薬に伴う尿閉に苦労した経験を思い出しました。
IMFという略語はここでも使用されるのですね。文脈に応じてどちらの略称か考える必要がありそうです。
本邦では人種格差に関する検討はあるのでしょうか。気になるところです。

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CDCホームページ:https://www.cdc.gov/
バックナンバー:http://www.cdc.gov/mmwr/mmwr_wk/wk_pvol.html

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岩手医科大学 衛生学公衆衛生学講座
田鎖 愛理


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