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MMWR(2019年10月25日)

7 感染症 15 たばこ・アルコール・薬物中毒 5 トピックス 2019.10.28

CDC発刊のMMWRのハイライトをご報告申し上げます。

MMWR:October 25, 2019 / No. 42

URL:https://www.cdc.gov/mmwr/index2019.html

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1. 世界の定期予防接種普及(2018年)
https://www.cdc.gov/mmwr/volumes/68/wr/mm6842a1.htm?s_cid=mm6842a1_e&deliveryName=USCDC_921-DM11565
DPTワクチンの世界的な普及率は、2010年以降、86%を超えて増加していない。
低所得国では普及率が低くなるなど、普及状況は地域や国により異なる。

2.職業上の針刺し事故によるワクシニアウイルス感染の新規治療(カリフォルニア州サンディエゴ、2019年)
https://www.cdc.gov/mmwr/volumes/68/wr/mm6842a2.htm?s_cid=mm6842a2_e&deliveryName=USCDC_921-DM11565
テコビリマット(天然痘の治療用に承認された新規抗ウイルス薬)とワクシニア免疫グロブリンは、4か月間職務を免除されたワクチン未接種の職業曝露を受けた実験助手を安全に治療するために使用された。

3. アフリカの血液センターにおけるウイルスマーカースクリーニングの習熟度調査(アフリカ7か国、2017年)
https://www.cdc.gov/mmwr/volumes/68/wr/mm6842a3.htm?s_cid=mm6842a3_e&deliveryName=USCDC_921-DM11565
2017年にアフリカ7か国で実施された標準化された習熟度テストでは、HIV検査の習熟度が向上していることが判明した。
しかし、HBVおよびHCVの検査習熟度を改善する必要がある。

4. 電子タバコの使用または吸入の習慣と肺障害患者の特性(ユタ州、2019年4月-10月)
https://www.cdc.gov/mmwr/volumes/68/wr/mm6842e1.htm?s_cid=mm6842e1_e&deliveryName=USCDC_921-DM11565
79人のユタ州の患者の医学的要約が完了し、そのうち53人がインタビューを受けた。
ほぼすべての患者が、テトラヒドロカンナビノール(THC)を含むvapingカートリッジを使用していた。
ほとんどの患者は入院し、半分は呼吸補助が必要であり、多くは既存の呼吸器および精神衛生状態を報告し、多くは可燃性マリファナまたはタバコの現在または以前の喫煙者であった。
6人の患者から取得しユタ州公衆衛生研究所でテストしたTHC含有製品の殆どに、ビタミンEアセテートが含まれていました。

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(感想)
本日、インフルエンザ予防接種を受けました。
今年は流行が早いようですね。

2に関連した論文の日本語アブストラクトを紹介します。
「天然痘治療のための経口テコビリマット」
https://www.nejm.jp/abstract/vol379.p44

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CDCホームページ:https://www.cdc.gov/
バックナンバー:http://www.cdc.gov/mmwr/mmwr_wk/wk_pvol.html

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岩手医科大学 衛生学公衆衛生学講座
田鎖 愛理

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田鎖 愛理(Eri TAKUSARI) <ertakus@iwate-med.ac.jp>


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